フィールドワーク＋講義＋ワークショップによる実践型デザインプロジェクトであるif design projectの最終回となるDAY4。

if design projectのプログラムとしては、公開プレゼンテーションを行う最終日ですが、ここで提案をするプロジェクトメンバー、そしてそれを受け取る地域や企業の方々にとっては「はじまり」の日でもあります。

決して、終わりの日にはしてほしくないため、事務局としてもプレゼンテーションだけで終わらせない様々な趣向を凝らした場をつくりました。

各チームの公開プレゼンテーション

プレゼンテーションの会場は、東京駅徒歩5分程度にあるシティラボ東京。

当日は、茨城県の各自治体関係者から都内で本プロジェクトに興味のある方、昨年度のif design project参加者やメンター、パートナー企業まで約100名もの方にお越しいただきました。

各チーム15分のプレゼン時間では、ここまで走り抜け、つくりあげた提案をプレゼンテーション！中には、単純にプレゼン資料をつくるだけでなく、プロダクトやロゴ、WEBデザイン等、提案にさらにリアリティを帯びさせるものを作成したチームもありました。

また、どのチームもプレゼンテーションを行う前に、試行実験的にイベントや検証を行っており、説得力のある提案内容になりました。

そして、そんなプレゼンテーションを、本プロジェクトに参画してくださったパートナー企業の各代表は真剣に聞いてくださり、それぞれのチームの提案に「3ヵ月という期間の中でここまで練られた提案が出てきて嬉しい」「同じようなことを考えていたので、ぜひ一緒にやっていきたい」等、嬉しい内容のコメントを残してくださいました。

メンターからのフィードバックタイム

プレゼンテーションの後は、if design projectをDAY1からずっと伴走してくださったメンター陣からそれぞれ愛のあるフィードバックを貰いました。

これから本気で地域に関わっていくための心構えや、それぞれの提案でもっと突き詰めた方がいいこと等、今回提案したことを提案しただけで終わらせず、今後の活動に繋げていくためのエールをいただきました。

パートナー企業や地域の方々、一般聴講者を巻き込んだブラッシュアップタイム

その後は、各チームが再び輪になり、ディスカッション。

プレゼンテーションに対するパートナー企業からのコメント。

そして、メンターからのアドバイスやエールの他に、プレゼンテーションの一般聴講者やパートナー企業が所在する自治体職員、地域のプレイヤーからも意見やアドバイスをいただき、今後自分達はこの提案をどうするか、どうしていきたいか、何からはじめるか、議論を深めていきます。

 DAY4はあくまで「はじまりの日」。

そして、if design projectは、今後茨城で活動を行っていくチャレンジングな人材を増やしていくためのプログラム。

その理念のもと、真剣に今後について話し合っていました。

そして、話し合ったことについて、再び各チーム全体でプレゼンテーション！

次回に向けたアクションについて発表していただきました。

どのチームも今後に向けたアクションが具体的で、2020年の2-3月に実際に現地でイベントを開催することを目論むチームもあるなど、それぞれのチームの未来が見えて、今後がますます楽しみな発表になりました。

ネットワーキングタイム

最後は、全チーム関係者、一般聴講者の方々も含めた100名にも及ぶ懇親会！

各チームのネクストアクションについて更に具体的に話が進んだり、昨年度と今年度のif design projectのプロジェクトメンバー同士が繋がり、期を超えたコラボ案についても話し合うなど、さまざまな繋がりがこの時間で生まれました。

冒頭記載したように、if design projectは今回のDAY4で一旦終わりを迎えましたが、第1期から続くこのプロジェクトのコミュニティはまだまだ続いており、今なお、茨城を面白くしていこうと、それぞれのエリアでの活動を続けているメンバーもいます。

そして、第2期のメンバーもDAY4を終えて、早速それぞれのチームが今後に向けて何をしていくかなどについて、平日夜や休日に集まりミーティングを行い，活動しはじめています。

提案の実現に向けて、茨城県で着々と動き始めている彼らの動向にこれからも着目していただくとともに、これらの活動にご興味のある方には、一緒に地方を、茨城を盛り上げる彼らの取組みにぜひ参加していただければと思います！