if design project 第4期開催!DAY1-2(始動期)を実施しました!
2018年度から茨城県で始まった「フィールドワーク+講義+ワークショップ」の実践型デザインプロジェクト、if design project~茨城未来デザインプロジェクト~。
さまざまな背景を持つプロジェクトメンバーとそれをサポートするメンター・地域コーディネーター・ディレクターと共に、約4ヵ月のプログラムを通して、地域や企業の課題解決の提案を行っていくプロジェクトです。過去3回やっているプロジェクトとなりますが、毎年定員以上の方々にエントリーいただき、 多くの反響を得ています。
そして、今年も昨年同様、新型コロナウイルスの猛威がふるっており、エントリー期間中はずっと緊急事態宣言。そんな中でも、第4期となる今回も、「自らのスキルを地方で役立てたい」「仕事外でプロジェクトを立ち上げ、実行したい」「茨城県出身者として、東京からでも茨城に関わりたい」といった熱い想いのある方々にエントリーいただき、定員以上の方にご応募いただきました。
その中から、集まった参加者(プロジェクトメンバー)は、デザイナーやクリエイター、企画・営業、コンサルタントや不動産、学生など幅広い職種・職業の方々。
いったいそんな彼ら・彼女らがどんな提案を考えていくのか、ここから始まる約4ヵ月のプログラムについて、
①DAY1~2 始動期(2021年10月開催)
②DAY3~5 模索期(2021年10月~12月開催)
③DAY6 発表(2022年1月開催)
の3つに分けて、レポートにてお伝えしていきたいと思います。
DAY1:お互いのことを知る・地域からの情報を事前インプットする場
DAY1の開催は、10月9日(土)。
場所は、東京竹芝エリアにある、本if design projectのプロデュースを勤める㈱リビタが企画運営する場、SHAKOBAにて開催いたしました。
DAY1の目的は「INPUTーとにかく知って、知って、知りまくるー」
ということで、
①if design project自体を知る時間
②こんな時期でも想いを持って集まったプロジェクトメンバーそれぞれが本気の自己紹介プレゼンを実施し、同じ場に集まった仲間のことをよく知る時間
③次の日のDAY2にて、現地フィールドワークをするにあたっての現地情報の事前インプットのための、主要な地域のプレイヤー3名/チームに、オンラインでお話を聞く時間
の3つのプログラムを行いました。
DAY2:現地を1日中観察していく、フィールドワーク!
DAY2の実施は10月10日(日)。
募集期間中はずっと緊急事態宣言でしたが、10月になると緊急事態宣言も解除され、感染症対策を十分に施し、事前のPCR検査も義務付けた上で、茨城県現地へフィールドワークを行いました。
DAY2の目的は「OBSERVATIONーローカルを楽しみ、観察しようー」ということで、各チーム、現地集合現地解散とし、3エリアに分かれ、if design projectのオリジナルの「現地観察のためのワークシート」も携え、フィールドワークを実施。
「ローカル鉄道×地域」チームはテーマオーナーであるひたちなか海浜鉄道のあるひたちなか市へ。鉄道を使いながら、主要なエリアやキーマンに会いに行き、鉄道沿線の資源を確認していきました。
「桜×地域」チームはテーマオーナーであるクラセル桜川のある桜川市へ。貸切バスで、主要な桜の名所エリアや観光資源を見たり、地域のプレイヤーにもヒアリングを行いました。
「アウトドア×地域」チームはテーマオーナーであるにわけんのある鹿嶋市へ。鹿島アントラーズや鹿島神宮等の既にある大きなコンテンツを確認すると共に、鹿嶋でまだ切り取られることが少ない「アウトドア」という視点で、その種となるようなスポットを巡りました。
どのエリアもたくさんの資源があり、1日だけではまだまだその魅力を捉えるには時間が足りませんでしたが、ここから残り約4ヵ月。チームで更なる現地リサーチを重ねて、提案をつくりあげていくことになります。
そして、オンラインでのディスカッションやリアルでのif design projectオリジナルワークシートを用いた企画づくりなど、オンラインとオフラインを行き来しながら、最後のプレゼンテーションに向けて準備を進めていきます!
果たして、どんなプロジェクトがここから生まれていくのか。
今後が楽しみな2日間になりました!