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提案の実現に向けた第1歩を踏み出した「山×地域」チーム!

if design project、最終回となる公開プレゼンテーションを行った昨年2018年の12月から早4か月が経とうとしています。(公開プレゼンテーションの様子はこちら

プレゼンテーションが終わり、if design projectとしてのプログラムはいったんの区切りは迎えたのですが、当プロジェクトの受講生たちが行ったプレゼンテーションは、どの企業からも評価を得ており、企画の実現に向けて、この4か月、どのチームも少なからず動いてきました。

そして、その企画の実現に向けた第1歩の取組みが、「山×地域」のテーマの舞台ともなった筑波山のふもとにある石蔵を使って、行われました!

↑大谷石づくりの石蔵


筑波山でのイベントとコラボレーション!2日間限定のカフェを出店!

3月30、31日、この時期に行っていた「ゆけゆけ、乙女のつくば道」というイベント。

日本の道100選にも選ばれており、3代将軍家光が整備したという北条から筑波山神社へと続く参道「つくば道」にて、2012年から毎年3月末から4月頭にかけて行われる同イベントに合わせ、「山×地域」のメンバーが空いている石蔵を活用して、「遊山スパイスカレー~春のつくばの特等席~」と題して、カフェを出店しました。

この石蔵は、パートナー企業として参画いただいた日升庵の野掘さんからのご紹介で繋がったオーナー様のご厚意で使わせていただいたところ。筑波山を一望できるまさに「特等席」ともいえる場所にあります!(日升庵、野掘さんの記事はこちら

↑石蔵から見える景色


そもそも、公開プレゼンテーションで「山×地域」のメンバーが提案していたのは、魅力が点在する筑波山を最大限に伝えるプラットフォームを整えること。そして、その先に筑波山でのコンテンツ充実(短期イベント等)や泊まれる場等の常設の場づくりを行うことでした。

↑提案時点で、既にWEBサイトやアプリをつくっていた「山×地域」チーム


提案時に企業の度肝をぬいた、筑波山でのさまざまな魅力やコンテンツを1つにまとめたサイト公開の実現に向けて、待っていてもはじまらない!とばかりに、実際にイベントに出店し、どんな人たちがこの地を訪れているのか、どんなニーズが隠れているのか、そんなことを探ることも目的にしながら、チームメンバー一丸となり、当日までの企画・そして運営を行っていました。

お店では、if design projectのプログラム期間中もプロ顔負けのスパイスカレーを差し入れで持ってきてくれた受講生が振る舞うスパイスカレーや、つくば近郊で仕入れた美味しいコーヒー豆をその場で挽いて、丁寧に淹れたコーヒー。また、同じくif design projectのテーマであった「食×地域」のパートナー企業、あいきマロンさんのマロンロールを出していました。

また、メニューや紙コップ、名刺、アンケートまで、1つ1つを丁寧にクリエイター陣がデザイン!

2日間限定とは思えないクオリティの高さでした。

日升庵の野掘さんも当日は応援に駆け付け、筑波山で活動するプレイヤーが増えたということで、とても嬉しそうにされていたのが印象的でした。

そして、if design projectは既に終わり、彼ら、彼女らはすでに東京圏にいながら、現地でも活動をするプレイヤーになったんだなと感じた瞬間でもありました。

「山×地域」のチーム以外も、色々と画策しており、これに引き続き、東京圏にいながらにして、茨城を舞台に活動を行うモデルがどんどん増えていけば!と思う今日この頃。

どのチームも今後の取組みが楽しみです!